米寿に向かうー人生私流ー 本文へジャンプ
             2018年 前期

   杉山神社初詣とお月様
 正月には三河に帰省していて、30年ぶりに濱で正月を迎える。相模地方に多い杉山神社に詣でた。保土ヶ谷区に6神社、神奈川には49神社、江戸時代には73神社もあった。何故だろう、諸説ある。私見では平安時代後半に伊勢神宮が京都朝廷・貴族から見放された。御師(祈祷などしていた)が食えずに地方開拓をした。鶴見川、帷子川から遡り豪族、士族、百姓などに現世の祈祷を布教して歩いた。頼朝も人心安定に役立つと神仏の普及に力を貸したからと思う。小さな社から大きな社までいろいろ、どこも初詣客は晴天なのに少なかった。これも時代の流れか、寂しいかぎり。
 早朝の初詣で西の空に大きくくっきりしたお月様が輝いていたのは生まれて初めてだ.。今年は何か良いことがあるかな。
   
   箱根駅伝見応えあり
 上京してから、テレビで実況中継が始まって30年。紅白は見なくても箱根駅伝は何時も見ていた。大学のPRもあるが年々白熱化している、数々のドラマを見てきた。青学は一時出場辞退したが、最近は4連勝、今日は復路で挽回した、お見事。上りと下りでは使う筋肉が違う。連勝するには監督・選手にはプレッシャーがあり、大変だと想う。箱根の山は車でも上り下りに苦労する、脚と心臓に自信がある人が勝つ。駅伝沿線は何回もドライブした、その際見た見た景色も懐かしい。

   濱市成人式は再考すべき
 3.7万人の成人、出席者は65%の2.3万人、横浜アリーナで午前・午後の2回に分けて行う。たかだか30分のために新横浜駅近辺は車と人で朝から晩まで大混雑。横浜市長と教育委員会は成人式の効果と・問題点・費用をどう考えているのか? 何のために行うのか? 市長は成人式を見える化して市民に問うべき。40万もする振り袖を着る人もいるが、レンタルでも金の工面ができない人もいる。振り袖詐欺、着付け予約、アリーナの案内不親切で時間に間に合わずべそをかく成人など、成人式の副作用は余りにも大きい。 成人は18才になる、マンモス成人式は民間に移行して、教育委員会は成人式よりも本来の仕事である公立中学のレベルの低さを、市長と共に向上させて欲しい。

    東名時速110KM
 長島温泉から横浜まで、3時間。ナビが2時間経過すると近くのSAで休憩したらと呼びかける。日曜日の昼間ということもあるが、新東名110kmの効果でもある。しかし120kmで走行しているのに軽自動車が130kmで追い越してゆく。軽自動車の事故および死亡率は高い。新東名の乗用車は時速120km、トラックおよび軽自動車は100kmが安心と安全を守る適度な時速制限と想う。

    158回芥川賞
 受賞作2編は女性、しかも54才と63才。今までと違い中高年とは凄い。しかも小さいときから作文好きの文学少女で小説家をめざした。二人とも自分の体験を基にフィクション書いている。若竹さんの「おらおらでひとりいぐも」は東北弁で読みにくい。閊えながら読めば、構成はしっかりしている、文章は巧みで素朴な味がある作品。驚いたのはご主人を亡くしてから息子さんの薦めで早大エクステンション講座である「小説教室」に8年間も通ったこと。私は4年間在籍したが、呑み会が面白かった。退会しなければ若竹さんと逢えたのに残念。受賞記念パーティーが開かれたら出席したい。

   銀行ATM一時利用休止
 銀行から新システム準備のため18年、19年に9回ATMが使えないと通知が来た。半世紀前にはオンサイトテストと称し端末から入力してシステムの検証を行った。超巨大システムかもしれないが、何故それほど時間がかかるのか分からない。某銀行は以前数千人でテストした。銀行のビジネスモデルは陳腐化している、リストラをする、新人採用は絞るなどニュースには事欠かない。
システムは立派になったが業績は下降線、何のために時間と金をかけたのかと言われないようにしてほしい。

   文京区桜まつり
 西中・西尾高校OB会が播磨坂観桜会として開かれた。桜は散っていたが文京区の桜まつりもあり結構賑わっていた。お祭りが50年も続いているのは凄いこと。吹奏楽演奏他アトラクションもあった。感心したのはガールスカウトが抹茶の無料サービスをしていた。小さな饅頭と本格的な抹茶、上手に点てありおいしかった。お嬢さんに聞いた、「この抹茶は何処でとれたのかな」。しばらく考えて「静岡、いや宇治かしら」
 教えてあげた。日本の抹茶品評会でトップは三河の西尾茶である。抹茶生産の三分の一は西尾茶、あとは宇治、静岡と。「ありがとうございました」とお嬢さんの笑顔が素敵であった。
 日経夕刊4月14日「今昔まちはなし」に播磨坂の桜並木の記事が載った。

   パソコン入れ替え
 デスクトップがフリーズしたりCDが壊れたりした。ウインドウズ7は7年間使い10に切り替えた。CPUを繋いで自動引っ越しができるとのこと。ところがそう簡単にはいかない。世の中無線LANが常識とのこと、有線LANはプロバイダーに相談されたし。5ギガの無線は遅い、止む無く有線にした。ネットは早くて確実、光ファイバーにしくわない。メーカーや売らんかなの販売員には反省してほしいもの。

   スポーツジム女性優位
 朝は10時から、夜は22時まで、ジムは最近活況を呈している。昼間はシニアーの女性が大半、夜もOLと男性で混んでいる。筋トレとか水泳でなく、足腰強化とかボデー・バランス、コア・クロスフィットなどなどのレスミルズ・プログラムが人気。インストラクターは女性が多くて優秀である。最近社員が辞める、病気などで担当変更が多発している。先生も大変だが、生徒も頻繁に先生が変わるのは興ざめ。今月足腰強化の先生が病気療養3か月。女性が見舞金と寄書を贈ろうと言い出し幹事となる、女性9人、男性3人が賛同する。女性優位は変わらない、ますます長生きするだろう。男はだめだな。

   メディア女性セクハラ抗議
 エリート財務次官が夜中にTV局女性記者を呼び出し、個室で猥談とは現代版「御伽」である。女子アナ、女子記者は大半被害者だが、職業柄なかば宿命と思っている。それに付けこみ愉しんだ次官は、退職金と天下りを考えて未だにセクハラを否定。告発した被害者の勇気は凄い、テレ朝の報道は認める。しかし業界の構造改革は未だし。昔民社党時代には首相も局女性記者にホテルに連れ込まれた。TV各社の社長は女性社員の実情は熟知しているはず、再発防止の気概を持って欲しい。田中首相も英雄だが蟻の一穴に手を焼いた。政・官のエリートは、女性活躍を口先だけでなく態度で示すべき。ましてや地位を笠に着た「御伽」は論外。録音されるとは思っていなかった、甘いな。

   マンションのエレベーター更新に2カ月
 築30年のマンション、理事会がエレべーター更新を決めて総会で可決。費用の安さが決めてである。通常は2週間から1カ月くらいが、常識外の2カ月。7階建てである、重量物の運搬だけではない、朝刊、夕刊を6階から1階まで取りに行く。後期高齢者には重労働である。宅配便なども苦労している。エレベーター・メーカーは、短期間で更新する技術を開発すべきである。管理組合は高齢者のことを考えて、2カ月もエレベーターを止めることは避けるべきである。

   東北温泉巡りー新幹線とレンタカー
 マスコミが高齢者事故をセンセーショナルに報道する。82歳になる、車は止めて、免許証を返納したらという忠告もある。しかし人生100年の時代、車がなければ行動の自由は削がれる、ドライブの楽しみはない、行きたいところに行けない。
 安全・安心に留意して、5泊6日の東北温泉旅行を企画・実行してみた。
陸中宮古、乳頭温泉、網張温泉、酸ヶ湯温泉、浅虫温泉と車がなければ行けないでしょう。横浜から新幹線で盛岡まで行き、レンタカーを借りて走った750km。青森では丸山遺跡を見て、新幹線で横浜まで帰った。
乳頭温泉と酸ヶ湯温泉は再度訪れたい。旅行体験記は下記まで。
「東北温泉巡り
「東北温泉巡りーレール&レンタカー」

   小池百合子都知事学歴詐称
 文春7月号に「小池百合子虚飾の履歴書」と出ていた。読めばこれは本当だと思う。しかしマスコミ関係者は何故か無視に近い。今までも学歴詐称の噂があったが、なぜか真面目に取り上げなかった。途上国の大学卒業証明書など偽造は簡単、問い合わせも金次第というこもあるかもしれないが、マスコミ関係者は何に怯えているのかな。言論の自由を標榜する日本のマスコミは堂々と胸を張ってほしい。

   膠原病公開講座エリテマトーデスとシェーグレン症候群
 順天堂大学医学部で開かれた膠原病内科の田村直人教授の講演会に出席した。東京都難病支援センターの主催で東京都50人が定員だったが、近県の人も30名別会議室で聴講できた。ドライアイ、ドライマウスで長年悩んで治療していたが、先生の的確な講話と質門集中解答で目から鱗の思い。日本で初めて膠原病内科が順天堂大学に設けられたとは知らなかった、しかも50年前とは。日本の医療は縦割りで検査・手術が重点だったのに、横割り的な科を設立したとは凄い。
 患者が主体的に勉強するために難病の公開講座が日曜日に無料で行われるとは日本も捨てたものではない。先生はじめ関係者の皆様ありがとうございました。


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