ヌーディストビーチ



 
地中海に来た。
おっぱいを見るために来た。場所はオリュデニスという街にあるビーチ。俺は、ここに来れば、ヌーディストが見れるという情報を、イスタンブールで入手していた。そろそろ、おっぱいの2つや4つ見とかないと、旅なんて、やってらんねーよ。

ザザーッ、ザザーッ…
俺は、以前タイで買った、水着っぽいパンツを一枚持っていたので、宿で服を脱ぎ捨てて、そのパンツ一枚になり、一人、ビーチに行った。ドキドキワクワク。果たして、本当に、ヌーディストはいるのだろうか。
おっ、いたいたいたっ!
結構いっぱいいるっ!
ビーチには、ヌーディストがいっぱい、気持ち良さそうに、白いリクライニングシートに寝ていた。と思ったら!
なんか、おばちゃんばっかりなんですけど…。
おばちゃんばっかりが、おっぱいを出していて、若い娘がいても、若い娘は、水着を着ている。見たくないおっぱいばっかり見えてきて、見たいおっぱいは、水着で隠されている。人は、女ってやつは、歳を取れば取るほど、見せたがる生き物なのだろうか。
なんという不条理!

いや… 待て。
いる。少ないけど、確かにいる。
若くして、おっぱいを出している人も、よく見渡せば、たまに、いる。
よし、統計をとってみよう。俺は、ビーチを歩きながら分析した。
まず、50%は男。
25%は、熟年ヌーディスト(多すぎ)。
20%は、若いけど水着を着ている。
残りの5%が、聖ヌーディスト。
つまり、これは、その、5%を探す旅。
時間はいくらでもある。ゆっくり探そうじゃないか。

あそこに一人… 
あそこにも一人いるな…
ムクムクムク…
あっ…
ピーン!
やばっ。
ヌーディストを見てたら、ボッキストになっちまった。
これは、計算外のアクシデントだ。勃起することは計算のうちだったが、これほどまでに、パンツが膨張するなんて、誰が計算できるもんですか。このパンツ中央の突起は、誰がどう見ても、明らかに勃起している。どうしよう。このままじゃ…、ねえねえ、見て、あそこのイエロー、勃起してるわ、あら、いやだわ、クスクス。とか言われちゃう。

ピッ、ピーンチ! とくちゃんピーンチ!
うろたえるな! こんな時こそ平常心!

俺は、手を前に組んで、勃起ブツをやや右上に固定しながら歩いた。これで、なんとかゴマカせるかな。しかし、なんて、不自然な歩き方なんだろう。こんな歩き方してる奴、他にいねーよ。どこかで、『勃起固定パンツ』とか売ってないのかな。絶対必要だと思うのは俺だけか?
はっ…。名案。ヌーディストの近くでうつ伏せになって寝ればいいんじゃん!
うつ伏せになれば、勃起ブツは地面が勝手に、固定してくれる。
俺は、ビーチに寝そべって、体を焼いている二人組のヌーディストに歩み寄り、5mくらい離れたところの、右20度の位置に、うつ伏せになった。ふうっ。勃起固定完了。
少し落ち着いてから、横目でチラッと、二人組のヌーディストを見た。一人はうつ伏せ。もう一人は仰向け。うつ伏せになられたら、おっぱいはまったく見えないし、仰向け時のおっぱいは、伸びちゃってて、見栄え的に、あんまり好きではない。欲を言えば、騎乗位のおっぱいを見たいところだ。そんなことを考えながら、しばらく、仰向けヌーディストのおっぱいを眺めていたら、思いが通じたのか、いきなり、うつ伏せヌーディストが、むくっと起き上がり、仰向けヌーディストの体にクリームを塗り始めた。
たぷんっ、たぷんっ。
で・か・い! 
目の前で、爆乳が、騎乗位で、揺れている!!


生まれてきて、ごめんなさい。


2004
0717()



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